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HSPが病院へ行く目安と診断してもらうメリットを解説【病院に行くか悩むHSPさんへ】

悩む女性医師

こんにちは!ウサです。

「HSPで生きづらい…病院へ行った方がいいのかな?」
「病院へ行ったらHSPを治療してもらえるのかな?」

このように考えている人はいませんか?

HSPは「気質」であり病気ではないので、病名としての診断はできませんし、HSPそのものの治療はできません

ですが、HSPに理解のある病院もあり、悩みや生きづらさを解消する手助けをしてくれます。
HSP気質でかなり悩んでいる、生活や体調にも支障をきたしている場合は一度病院に行ってみることをおすすめします。

私も実際に病院でHSPの悩みを相談した経験があります。この際、病院に行くメリットをいくつか実感しました。

この記事では私の実体験も踏まえ、HSPが病院へ行く判断目安や診断してもらうメリットについて解説していきます。

ウサ
ウサ
この記事はこんな人におすすめ!

・HSPで病院に行くかどうか悩んでいる

・誰かに相談したくてもHSPだと打ち明けられない

・生きづらくてどうすればよいかわからない

HSPが病院で診断を受ける目安

前提:HSP=病気ではない

前提として、HSPは病気ではありません。

HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)「人よりも敏感で繊細な人」という意味で、生まれつきの気質・個性を示す言葉です。

そのため、HSPは病気・病名ではありません

つまり、自分がHSPだとわかっても、自分の個性が一つ明らかになったのであって、病院に行った方がいいのか悩む必要はありません。

HSPか知りたい場合はセルフチェックでOK

採点をする人

「自分が本当にHSPなのか知りたい!はっきりさせたい!」

このような人も、悩みや辛さをそこまで感じていなければ、セルフチェックサイトや書籍での診断でOKでしょう。

自分のことを知るだけでもモヤモヤが減りますし、書籍などではHSPの対処法や活かし方も書いてあるため充分役立てることができます。

HSP
HSPとはどんな人?特徴を知って当てはまるかチェックしよう。こんにちは。ウサです。 このブログではHSPさん向けの記事を発信していますが、 そもそもHSPって何?自分に関係あるのかな...

生活や体調に支障をきたしている場合は病院へ

手を胸に当てている男性

HSPの中には、気質が強かったり、自分でコントロールできなかったりして生きづらいと感じている人もいます。

深く悩んでいる場合、仕事・生活・人間関係などに支障をきたしている場合はきちんと病院で診断を受けることをおすすめします。

「HSPという理由だけで病院へ行っていいのかな?」
ウサ
ウサ
「辛さを実感しているなら病院に行く理由は充分あります。

もっと辛い人がいるから…と我慢するのはよくありません。」

HSPが病院で診断してもらうメリット3選

HSPは病気ではないので「あなたはHSPです」という確定診断を行うことはできません

しかし、HSPに詳しい医師がいる病院もあり、そこでは医師との面談でHSPであることを自覚できたり、気質にうまく対処する方法を教えてもらうことができます。

私が実際に病院で診断してもらうことで感じたメリットを3つあげていきます。

以下は私の実体験に基づくメリットであり、医師との相性や病院の方針などによって必ずしも得られるメリットというわけではないのでご理解ください。

悩みを打ち明けることで心が軽くなる

笑顔でリラックスした表情の女性

医師はいわば自分の日常とは関係がない人なので、誰かに気を使ったり、「これを話したらどう思われるかな」などと気にせずに仕事や人間関係の悩みを相談することができます

HSPの人は、周囲の人に悩みを相談すると、「気にしすぎだよ」「心配性だね」などといわれて、さらに追い込まれてしまうことがあるかもしれません。

HSPでない人は、HSPの感性や感覚を真に理解することは難しいのです。

ですが、HSPの知識のある医師であれば、HSPがどのように辛いのかを理解することができます

辛さに寄り添い、理解してもらえることで、肩の荷がおりて心が軽くなるでしょう

適切な対処法を教えてもらえる

HSPそのものを治療することはできませんが、症状を和らげることは可能です

症状とは例えば「極度な心配性」、「自己否定」、「気分の落ち込み」などです。

このような症状が出てしまったときに、どのように対処するか、どのように考えればよいかなどを教えてもらえます。

他の疾患や障害に気付く可能性がある

エクスクラメーションマークを持つ手

病院で診断を受けることで、他の精神疾患も併発していたり、HSPだと思っていたけど実は発達障害だったということに気が付ける可能性があります

例えば、HSP気質だけど最近生きづらさが増してきた、できないことが増えたという場合、うつ病や適応障害を患っているかもしれません。

また、HSPの敏感さは発達障害と共通するところがあり、自己判断では誤った認識をしているかもしれません。

この例のように、他の疾患と診断されることで、具体的な治療に進むことができたり、休職した場合は会社や国から給付金を受け取れる可能性もあります。

病院に行くことで自己肯定感があがった【実体験】

私は会社に入って数年たったころに、適応障害の診断を受け休職した経験があります。このとき受診した病院が横浜つづきクリニックの心療内科です。

当時の私はHSPを自覚していましたが、そのことを誰にも相談できませんでした

HSPで辛いというのは甘えかなと考えていましたし、HSPだと知られることでどう思われるのかが怖かったためです。

ですが当時は辛すぎたのでHSPを扱う病院なら話を聞いてくれるかも!とすがる思いで受診しました。(家からは遠かったですが…)

結論、気持ちが楽になって自分を前より認められるようになったため、病院を受診してとてもよかったです。

このときは、問診を通して自分はHSPであることを再確認できましたし、適応障害と診断を受けたことで仕事のストレスをおざなりにしていた自分を見つめ直すきっかけにもなりました。

なによりじっくりと話を聞いてもらえたのがありがたかったです。

また、「セルフコンパッション」などの対処法を教えてもらったことで自己肯定感をあげることにもつながりました

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いかがでしたか?本記事では、HSPが病院へ行く判断目安や診断してもらうメリットについて解説しました。

深く悩んでいる、日常生活などに支障が出ているという場合は一度受診してみるのも有効な選択肢の一つです。

受診することで気持ちが楽になり、対処法を身につけることができるでしょう。また、他の疾患に気付いて適切な処置を受けることもできるかもしれません。

私の実体験は一例ですが、生きづらさから抜け出し、人生を前向きに進んでいけるきっかけとなるかもしれませんね。

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