こんにちは!ウサです。
慎重なHSPの気質と、刺激追究の欲求の両方を持つHSS型HSPにとって、しんどい、生きづらいと感じる場面はいくつかあります。
HSS型HSPは人口割合でみると少数派なので、「どうして自分だけ…」と悩んでしまいがちだと思います。
ですが、世のHSS型HSPにとってあるあるな悩みなんだと思えば、気が楽になってくると思いませんか?
本記事では、HSS型HSPがしんどいと感じるありがちな場面と、その対処法について解説していきます。
・HSS型HSPならではの悩みや、しんどい場面を知りたい
・HSS型HSPの辛さを解消したい
自分がHSS型HSPかわからないという方は下記の記事からセルフチェックもできます。
HSS型HSPがしんどいと感じる場面
本当の自分が分からない
「自分の本当の性格が分からない」「確固たる自分というものがない」、このように感じることがあります。
HSS型HSPは自分の中にHSS(刺激追究型)とHSP(慎重で繊細)の2人の人間がいるようなものです。
その時々の自分の精神状態や、周囲の環境によっては、一方が強くなったり弱くなったりするでしょう。そのため、自分がブレているように感じやすくなるのです。
友人からもそれを指摘されたり、周囲の人から見えている自分の性格がバラバラだったりすると、余計悩んでしまい、しんどいと感じるかもしれません。
仕事や趣味が続かない(飽き性)
HSS型HSPは好奇心旺盛で飽き性なところがあり、あれこれと手を出して三日坊主になってしまったり、ある程度できるようになると退屈さが出てきて急に興味を失ったりすることもあります。
一つの物事に長く打ち込んでいる人を見ると、飽き性な自分はダメなんだと落ち込んでしまうかもしれません。
仕事は特に長く続けることが良いと考えている人も多くいるので、転職のたびに負い目を感じてしまう人もいるでしょう。
やりたいことやアイデアが多すぎる
やりたいことやアイデアが多いことは良いことですが、多すぎると自分の身一つでは足りません。
そのうえ、HSPの慎重な面が強くなると、やりたいことがあっても慎重に考えすぎてしまって手が出せなくなってしまうこともあります。
そうすると、やりたいのに行動できなかったという思いが募り、イライラしてしまったり自己肯定感が下がってしまうかもしれません。
積極的に行動して後悔する
反対に、HSSの好奇心旺盛な面が強く出ると、突拍子もないことができたりもしますが、後で冷静になって後悔することもあるでしょう。
例えば、その場のノリでよく知らない人と飲みに行く約束をして、前日になって後悔するかもしれません。
このようなときに、勢いで行動しなければよかったと自分を責めたり、しんどいと感じてしまうかもしれません。
常に焦りや不安がある
HSS型HSPはひまや退屈が苦手な傾向があり、少しでも空白の時間があると予定を入れたり、何かしら手を動かして過ごすことがあります。
そのため頭の中は常に忙しく、あれもしなきゃこれもしなきゃと時間に追われている感覚があります。
あれこれと手を出しているうちに、一つの物事を続けて成果を出している人を見ると、自分はこのままでいいのかなと不安になることもあるでしょう。
HSS型HSPがしんどいと感じる時の対処法
自分の中の矛盾を受け入れる
人は一貫した性格を持っていなければいけないわけではないです。
HSS型HSPはもともと自分の中に矛盾を抱えやすく、2面性がありますが、こうした部分も持ち合わせるのが本来の自分なんだと受け入れることが大切のです。
このような気質を持つ自分だから、あちこちに興味がうつるのはしょうがないのです。
自分は一人じゃないと気付く
周囲に同じような人や自分を理解してくれる人がいないと、自分だけがダメな気がしてしまいますが、同じように悩んでいる人はきっといます。
少なくとも、日本人口の6%がHSS型HSPですから、740万人ほどが同じような悩みを経験しています。
そう考えると多いですよね。ネット上では自分にぴったりの解決方法や、仲間がみつかるかもしれません。
思考を整理する
考えることが多すぎてキャパオーバーになってしまうときは、頭に浮かんだことをそのまま紙に書き出してみるのもお勧めです。
これはジャーナリングという方法ですが、紙に思考をうつすことで自分の頭の中を整理することができ、それ以上余計に考えなくてよくなるため、ストレス軽減になります。
優先リストをつくる
やりたいことがたくさんある場合、優先リストと、待機中リストに分けて考えるのもお勧めです。
ポイントは、待機中リスト=やらないことではなく、少しずつ手を出してもいいし、優先リストにいつ加えてもいいということです。
優先リストの項目に少しでも取り組めたら自分にOKを出しましょう。
「だからこそうまくいく」と理解する
HSSはあなたの好奇心を刺激し、挑戦の機会を与えます。
HSPは深く考えて適切なリスクやタイミングを見計らい、大きな失敗をしないように助けます。
両者は衝突しあう関係ではなく、協力し合えばワクワクと充実感に満ちた人生がおくれるでしょう。
多くに挑戦し、たくさんの刺激を受け取ってきた今までの経験はムダにはなりません。
前述の対処法を行って、落ち着いて自分を客観視してみてください。だからこそ自分にはできることがあると気付くはずです。
まとめ
HSSとHSPをうまく活かそう
いかがでしたか?本記事では、HSS型HSPはどのような場合にしんどいと感じるのか、そしてその対処法について解説しました。
HSS型HSPは自分に矛盾を感じやすく、興味の移り変わりが激しいところがあるため、仕事や性格など自分のアイデンティティが定まらず、しんどいと感じてしまうことがあります。
まずは自分の気質を受け入れ、思考を整理してみましょう。HSSとHSPの両方をうまく活かすことができれば、自分にしかできないことがきっと見つけられます。