こんにちは!ウサです。
HSS型HSPは繊細で疲れやすい気質と新しい刺激を求める飽きっぽい気質を持っているため、仕事選びで苦労することもあります。
HSS型HSPの人にとって、才能を活かせる仕事・向いてる仕事かどうかの判断は、職場の人間関係・仕事環境など、働き方に関する要素が重要になってきます。
仕事内容に興味があるからという理由だけで仕事を選んでしまうと、失敗してしまう可能性があるんですね。
本記事では、HSS型HSPの才能を100%発揮するための働き方を紹介していきます。向いてる仕事についてもいくつか例をあげていきます。
・HSS型HSPに合う働き方を知って、活躍できる仕事を選びたい
・HSS型HSPが向いてる仕事の例を知りたい
HSS型HSPの才能を発揮する働き方
HSS型HSPの才能を発揮する働き方のポイントは大きく3つあります。
- 多様性
- 仕事環境
- 価値観
それぞれ詳しく見ていきましょう。
なお、3つすべてを満たす仕事を選ぶ必要は必ずしもありません。HSS型HSPにとって、重要となりやすい3つの要素をあげているにすぎないので、ご自身に必要な分だけ仕事に取り入れてみてください。
HSS型HSPの働き方のポイント① 多様性
HSS型HSPの大きな特徴の一つとして、好奇心旺盛で新しいことや変化を求める気質があります。仕事に多様性や変化を取り入れると生き生きと活躍しやすくなるでしょう。
反対に、単調なルーティンワークを長時間行う仕事などは苦痛に感じます。
それでは、仕事に取り入れられる多様性・変化とはどのようなものでしょうか。いくつか見ていきましょう。
プロジェクトの多様性
1日にいくつもの別のプロジェクトを行ったり、一定期間一つのプロジェクトを行って次に移るなどの多様性があると、HSS型HSPは飽きずに集中して取り組みやすいです。
また、本業があまり変化のない仕事だという場合も、本業とは別に副業を行ったり、本業を複数掛け持ちするパラレルワーカーといった働き方も可能です。
場所の多様性
転勤や海外駐在は避けたいと考える人も多い中、HSS型HSPは比較的楽しめる傾向にあります。
家やカフェで働いたり、海外を転々としながら働くなど働く場所を選べる働き方もおすすめです。
CAやドライバーなど、移動すること自体が仕事の一環という働き方も良いと思います。
対象の多様性
自然・動物・子供など日々変化・成長するものを対象にした仕事もHSS型HSPには楽しめるでしょう。
お客さんが毎日変わるような接客業も、HSS型HSPの共感性の高さを発揮できるためおすすめです。
HSS型HSPの働き方のポイント② 仕事環境
HSPさんは周囲の人や環境に影響されて疲れやすい傾向があるため、仕事環境には一般の人以上に気を配る必要があります。
特に、HSS型HSPさんはポイント①多様性を取り入れることによって刺激をたくさん受けやすい状態になりますから、仕事環境を無視しては仕事が長続きしないでしょう。
ではどのような仕事環境が合っているのか、いくつか見てみましょう。
集中できる静かな環境
人の会話や雑音の多い場所では集中力が散漫になってしまい、パフォーマンスが落ちてしまいます。
また、お客さんや上司など、常に人に見られているような環境では気疲れしたり委縮してしまったりして本来の実力が出せないケースもあります。
1日の中でできるだけ、一人で集中できる時間をつくりましょう。
1人もしくは少人数で働く
HSS型HSPさんは人間関係での刺激も受けやすいため、1人または少人数のチームで働くことで疲れやすさを軽減できます。
休みやすい・残業が少ない
日常的に予定を詰め込みがちなうえ、疲れやすいHSS型HSPさんは仕事でも無理は禁物です。
知らず知らずのうちにストレスが溜まっている可能性があるので、小まめに息抜きできたり残業せずに定時で終わるような仕事が向いています。
残業を減らすことによる収入減が心配なら、副業することによって息抜きしつつ収入を増やせる可能性があります。
HSS型HSPの働き方のポイント③ 価値観
理想的な仕事環境で多様性のある仕事をしたら、HSS型HSPさんはある程度の成果は出せるかと思います。
しかし、仕事に対して生き生きとした感覚や喜びを感じるためには、「何のために仕事をするのか」という価値観の部分が重要になっていきます。
たとえば「人の悩みを解決する」、「効率よく便利にする」、「くらしやすい街をつくる」などです。価値観は人それぞれですが、根底には他者貢献・社会貢献がある人が多いでしょう。
自分の中で大事にしている価値観が、仕事によって満たされる場合、それはとても幸せなことなのです。
HSS型HSPの向いてる仕事例41選
仕事を選ぶうえで働き方の3つのポイントが大切なことが分かりました。では、これらのポイントが満たせる具体的な仕事はどんなものがあるのでしょうか。
どんな仕事も3つのポイントを満たす工夫はできます。ここでは、3つのポイントを満たしやすい仕事の例を41個あげていきます。あくまで一例になりますので、参考までに見てくださいね。
デザイナー
デザイナーは顧客の要望をきき、アイデアを練って0からデザインを作り出します。
変化に富んでおり、HSS型HSPの豊富な経験やクリエイティブな才能を活かせる職業です。また、デザインを練っている間は一人で集中して作業ができます。
グラフィックデザイナー|UX/UIデザイナー|インテリアデザイナー|プロダクトデザイナー|WEBデザイナー|イラストレーター など
文章を扱う仕事
文章を扱う仕事では、書く対象について調べたり、実際に体験したりということが必要になってきますので、好奇心や学習意欲のあるHSS型HSPに向いています。
一人で集中して作業する時間が確保できるものが多く、在宅ワークも可能です。
ジャーナリスト・記者|テクニカルライター|WEBライター|コピーライター|ブロガー|シナリオライター|小説家 など
人と向き合う仕事
人と向き合う仕事は、他者貢献を実感しやすいため、やりがいを感じられるでしょう。
HSPの共感性を活かすことができますし、顧客に合わせてアプローチを考えるため、多様性や変化も楽しめます。
注意点として、1日にたくさんのお客さんの対応をすると刺激を受けすぎてしまいますので、少数の人にじっくり向き合う仕事の方が向いています。
カウンセラー|ジムトレーナー|インストラクター|セラピスト|スタジオカメラマン|コンサルタント など
IT系の仕事
IT系の職種はプログラムやデータなどを活用して分析や問題解決を行います。一人で集中して行う作業が主であり、HSPの持つ深く考える気質が活かせます。
その中でもプロジェクトの多様性があるものを以下にあげています。
ソフトウェアエンジニア|データサイエンティスト|AIエンジニア|モバイルアプリ開発者|プログラマー など
自然に関する仕事
自然に関する仕事は屋外で移動を伴うことが多く、景色の変化があります。また、対象が人ではなく自然や動物のことが多いため、1人で深く考える時間も多くあるでしょう。
動物園の飼育員|林業従事者|農家|園芸家|CA|旅行ガイド|観光ドライバー|フォトグラファー など
企画・広報
企画・広報の仕事は変化する市場ニーズに対して魅力的な商品やアイデアを顧客に届ける仕事です。クリエイティビティ・アイデアを活かすことができ、好奇心が旺盛なHSS型HSPに向いています。
起業家やフリーランスもビジネスプランの作成から始まり、自身の仕事を企画する仕事と言えます。
商品企画|経営企画|イベントプランナー|広報・PR|WEBディレクター|WEBマーケター|フリーランス|起業家 など
まとめ
HSS型HSPの才能を活かして活躍しよう
いかがでしたか?本記事では、HSS型HSPの才能を100%発揮するための働き方や、向いてる仕事について紹介してきました。
HSS型HSPにとって、才能を活かして働くには多様性・仕事環境・価値観の3つのポイントが重要です。
仕事がつらい、続かないと悩んでいるようでしたら、この3つのポイントを見直してみてください。3つのポイントをできるだけ(無理なく)理想に近づけられる仕事が、向いてる仕事である可能性が高いでしょう。
ご自身に向いてる仕事を見つけて、生き生きと楽しく働きましょう!