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感謝をすると幸せになれるのはなぜ?|脳と心が変わる7つの効果を解説

感謝をすると幸せになれるのはなぜ?|脳と心が変わる7つの効果を解説
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最近、なんだか満たされない…
うまくいかないと感じることが多いんです
ゆん
ゆん
もしかしたら、「感謝」の気持ちスイッチがオフになっているかもしれません

日常には何不自由ないはずなのに、気持ちはどこかモヤモヤして、幸せを実感できない—。そんな状態が続くと、自己嫌悪に陥ったり、人間関係もギクシャクしてしまいます。

ですが、感謝の気持ちを意識的に持つことで、人生が好転します

「でも感謝って、ただの気持ちでしょ?」と思うかもしれません。

ところが、感謝は単なる「気分」ではなく「脳と心を変える習慣」なんです。実際に脳科学や心理学でも、感謝がポジティブな効果をもたらすことが判明しています。

私も最初は、「感謝?まあそりゃしたほうがいいよね。」くらいに考えていました。ところが、ロンダ・バーン著『ザ・マジック』の「感謝ワーク」を1か月実践すると、みるみる日常に幸せが舞い込んできました。実際に得られた7つの効果はこちらで紹介しています。

脳や心が変われば、能力や判断も磨かれます。

  • 夢や目標
  • お金
  • 健康
  • 自由

やがては自分の欲しいあらゆるものを手にすることができるでしょう。

今回は、科学的な研究をもとに、感謝がなぜ幸せを引き寄せるのかを3つの視点からわかりやすく解説します。感謝の力を知れば、幸せは「感じるもの」から「つくれるもの」に変わります。

  • 人生このままでいいのか、不安を感じる
  • 幸せな人を見ると嫉妬してしまい自分が嫌になる
  • 心を許せるパートナー、家族、友人と幸せに過ごしたい

このように感じる方は、ぜひご覧ください。

感謝は幸せを引き寄せる最高の思考法

感謝することで幸せを実感している人

思考が、人生をつくる。

この認識は軽視されがちですが、いくらスキルやテクニックを身に付けても思考が変わらなければ、人生という長いスパンで見たときに成功できません

感謝は、その思考を根本から変える力があります。

感謝の思考は、「ないもの」ではなく「あるもの」に目を向けさせてくれます。欲しい未来を描くとき、

  • 「ないもの」に注目 → 不満・自己否定 → 行動できない → さらに自己否定
  • 「あるもの」に注目 → 安心・自信 → 行動できる → さらに自信になる

同じ能力を持っている人でも、どちらに注目するかで良いループに入れるかどうかが変わります。この「ある」にフォーカスすることが、幸せを引き寄せる第一歩です。

感謝すると幸せになれる理由【7つの効果を解説】

感謝によって感じる幸せのイメージ

感謝は心や脳、身体にもいい影響を与えることが様々な研究からわかってきています。

感謝をすると、健康になるということです。

ゆん
ゆん
これが本当なら、感謝は幸せも健康も手に入る、最高の習慣になりますね
  • 心理的効果
  • 身体的な効果

それぞれの観点から詳しく見ていきましょう!

感謝の心理的効果

1. ポジティブな感情が持続する

感謝をすると、ポジティブな感情が増え、さらに持続するようになります。なぜなら、感謝するとより多くの価値を感じられるようになるからです。※1

人のポジティブな感情はすぐに薄れてしまうそうです。そのため私たちは新しい刺激を求めて、新しい服・バッグ・車・人間関係などが欲しくなります。しかし、買った瞬間は幸せでも、すぐに元に戻ってしまいます。

ですが、感謝している場合は違います。

  • この人・物のおかげで今こんな豊かな生活ができている
  • この人・物と出会ったことでスキル・知識が身に付いた
  • この人・物のおかげで人生が変わった!

感謝によって、そのものに対する価値を再認識し、そこからさらに利益を引き出すことができます。これを日々積み重ねているため、感謝する人の心は常に喜びで満ちていることになります。

2. 共感力が上がり、人間関係が向上する

感謝を感じたり表現したりすることは、相手の善意を認識する行為です。これが、他者への共感や理解を深め、人間関係の質を高めます。

実際に感謝を感じているとき、脳内では「内側前頭前野(mPFC)」とよばれる共感・道徳的判断に深く関係する脳領域が活性化しているそうです。※2

感謝の心を持ちながら人と接すれば、相手に好感を持たれ、人間関係がうまくいくことがわかっています。

3. ストレス耐性が高まる

感謝をすると、コルチゾール(ストレスホルモン)の分泌を抑えることができます。※3

よって、困難やストレスを乗り越えるレジリエンス(心の回復力)が高まり、不安や抑うつのリスクが減少します



感謝の身体的な効果

感謝の力で健康になった女性

4. 脳が活性化する

感謝することは、簡単なように思えて、他者の意図や善意を深く理解する複雑な認知活動です。つまり、ある意味「脳トレ」になります

実際に、感謝を感じると「内側前頭前野(mPFC)」と「後部帯状皮質(PCC)」などの脳領域が活性化し、意思決定や判断能力が向上するようです。

ゆん
ゆん
感謝をすると自立した考え方ができるようになりそうですね

5. 免疫力が上がる

カリフォルニア大学のロバート・エモンズ教授による研究※1では、感謝を感じることで免疫システムが向上することがわかってます。

つまり、感謝する人は、風邪をひきにくく、回復も早いのです。健康が維持されれば、気分が落ち込むことも少なくなり、さらに健康が促進するという好循環を生み出せます。

6. 血圧が下がる

感謝には、血圧や心拍数を安定させる効果もあるとされています。

前述のエモンズ教授の報告では、感謝する人々は平均して血圧が低く、心臓の健康状態も良好との結果でした。

7. 睡眠の質の向上

感謝日記をつけることで、入眠の早さや睡眠の深さが改善されたという研究結果もあります。※3感謝は安心感とポジティブな気持ちを生むため、就寝前の不安な気持ちを和らげるのです。

眠りの質が向上すると、結果的に翌日の集中力やパフォーマンスも上がります。



感謝を実践するおすすめの方法

感謝を実践するおすすめの方法

科学的にもたくさんの良い効果が証明されている「感謝」。実践するためにはどうすればよいのでしょうか。

「感謝するくらい、簡単にできる」と思いますか?

『ザ・マジック』の著者ロンダ・バーンによると、「うまくいっていないことがあるなら、感謝が足りていないから」ということです。

ゆん
ゆん
なかなか厳しい言葉ですよね

そこで、『ザ・マジック』の中に書かれている、「感謝ワーク」を一度やってみることをおすすめします。

「感謝ワーク」は、感謝の力で人生を変える28日間の実践プログラムであり、具体的なテーマに沿って感謝の方法を体系的に学べます。

感謝ワークで取り組むテーマ

  • 人間関係
  • 健康
  • お金
  • 仕事
  • ネガティブな状況からの脱却

私も行い、取り組むテーマによって最適な感謝の仕方が違うことに気が付きました。例えば「お金」の流れをより良くしたければ、「お金」にフォーカスした感謝をした方が効率がいいのです。

28日間やり切ると、「現実の見方・受け取り方」が変わり、イライラや不安が減ってより人生への満足感が高まりました具体的に感じた7つの効果はこちらで紹介しています。

「感謝を効率よく実践する方法が知りたい」「早く効果を実感したい!」という人はぜひ本書を手に取ってみてください。

【今まで損してた...】感謝ワークを試して実感した7つの効果
【今まで損してた...】感謝ワークを試して実感した7つの効果 感謝ワークは、ロンダ・バーンが著書『ザ・マジック』の中で提唱する、「人生を好転させる思考法」です。すべてやるには1か月か...

まとめ|感謝の力で自分を変えて幸せをつかもう

感謝の力で幸せを手に入れた人のイメージ

感謝は、脳や心、そして体にまでポジティブな変化をもたらす、シンプルで強力な習慣です。

感謝の心理的効果

  • ポジティブな感情が持続する
  • 共感力が上がり、人間関係が向上する
  • ストレス耐性が高まる

感謝の身体的効果

  • 脳が活性化する
  • 免疫力が上がる
  • 血圧が下がる
  • 睡眠の質の向上

小さな「ありがとう」を積み重ねるだけで、不安やストレスが和らぎ、前向きな気持ちが育まれていきます。

今日からほんの少し意識を変えて、感謝の視点で日常を見てみましょう。 あなたの人生は、確実に豊かに変わっていくはずです。

ABOUT ME
ゆん
HSPでWebライター。ランサーズ認定ランサー。 生き辛さに苦しんだ経験からHSPの「一歩踏み出す」を応援すべく、思考法やライフハック情報を発信。 >>詳しいプロフィールはこちら