こんにちは!ウサです。
みなさんは料理をしますか?現代は料理しなくてもコンビニやウーバーイーツがあるのでそれで充分という方もいるかもしれませんし、外食によく行くという人もいるでしょう。
料理はもはや趣味の領域ですね。ですが、料理の圧倒的メリットはやはり節約になることです。食費は毎日かかりますから、料理する習慣を身につけておくと、家計の負担を大きく減らせます。
私は料理をするようになってから約1年経ちます。まだまだ新人ですが、家計が改善しているので本当に良かったと感じています。
本記事では料理習慣を身につけるために私がやってよかったなと感じるコツを7つ紹介します!
・料理をしたいけどなかなか習慣化できない人
・出前や外食が多く、家計を圧迫している人
外食と自炊で食費はどれくらい差があるの?
「外食してもしなくても、実はそんなに変わらないんじゃないの?」という人もいるかもしれませんので、外食と自炊で食費はどれくらい差があるのか調べてみます。
世帯人数別の総務省データ
信頼性の高い総務省のデータから食費と外食費を調査してみます。
2019年の世帯ごとの1か月平均は以下でした。どの世帯も月に1万円以上外食費に使っています。一人暮らし世帯は特に外食の割合が高く、食費の約4割を占めます。
参考:家計調査年報(家計収支編)2019年(令和元年)-総務省
世帯 | 食費(円) | 外食費(円) | 外食費の割合(%) |
一人暮らし世帯 | 44,348 | 17,012 | 38 |
二人以上世帯 | 75,258 | 12,726 | 17 |
※世帯主が勤労者の世帯
外食を自炊に置き換えると
外食すると約1500円/人くらいかかります。しかし料理をすれば、本気を出せば100円以下でつくれてしまいます。ここではざっくり一人暮らし200円、2人以上400円と仮定します。
外食を自炊に置き換えた場合、一人暮らし世帯:17,012円→2,268円 、二人以上世帯:12,726円→1,697円となります。
すると、外食ありと自炊のみの場合にかかる食費の違いは以下になります。
世帯 | 外食あり(円) | 自炊のみ(円) | 差額(円) |
一人暮らし世帯 | 44,348 | 29,604 | 1,4744 |
二人以上世帯 | 75,258 | 64,229 | 1,1029 |
差額はなんと1万~1万5千円!
毎月これだけ節約できたら、年間12~18万円節約できることになります。台湾あたりに軽く旅行に行けますね。
料理を習慣化するコツ 7選
料理を習慣化することで、月に1万~1万5千円節約できることが分かりました。料理は立派な節約スキルなんですね。ではどうやったら習慣化できるのでしょうか。
料理は頭も体も使うので、面倒くさいと感じることもあります。この「面倒くささ」をいかに減らせるかがカギになります。
それでは料理を習慣化するコツを見ていきましょう。
①がんばらない
まずは心構えですが、これが一番大事だと思います。最初は完璧を目指そうとせずに、少しでも自炊を増やせたらいいなくらいの気構えでいましょう。
最初は調理器具に慣れていなかったり、レシピを見るのに時間がかかってしまい、失敗したり時間を無駄にしてしまったように思うこともあるかもしれません。
しかし、何回か続けていると、同時に何品も並行して作れるようになってきて、楽しさも感じてきます。そうすると、時間のロスを考えても、圧倒的にコスパがいいと感じるはずです。
②冷凍野菜を活用する
冷凍野菜を活用すると料理が楽になり、節約にもなるためおすすめです。
野菜を切るのって結構面倒くさいですよね。野菜をあらかじめ切って冷凍しておけば、いつでも好きなだけ冷凍庫から出して使えるので、とても料理が楽に感じます。
また、スーパーなどで下茹でされている冷凍野菜を買っておけば、そのままレンジでチンするだけで食べられます。
特に一人暮らしの方は、野菜を買っても食べきれなくて結局傷んで捨ててしまう…といったことが減るので、節約効果も大きいです。
きざみネギ(いちいち切るの面倒くさいから)、カボチャ(切るの疲れるから)、ブロッコリー(下茹で面倒くさいから)、ミックスベジタブル(便利だから)、ナス(好物)
って感じのラインナップです。
③チューブ薬味・調味料を活用する
薬味・調味料はチューブ製品がとても便利です。特にニンニクとしょうがのチューブは必携!薬味としてだけでなく、炒め物、煮物など様々な場面で使う機会が訪れます。
炒め物、煮物では生のものを刻んで使った方が確かに風味は良くなりますので、自分の余裕を見ながらお守りとして持っておくと心強いです。
最近ではS&Bなどでトウガラシや青じそなど、いろいろなチューブ製品があるようです。カラフルなチューブを冷蔵庫にディスプレイしておけば、料理がさらに楽しくなりそうですね!
④生協やネットスーパーを利用する
家の近くにスーパーがない、買い物に行くのが面倒くさいという人の助けになってくれるのが生協やネットスーパーです。
生協やネットスーパーはオンラインで注文でき、自宅まで届けてくれるとても便利なサービスです。お米や飲料など重い食品も玄関まで届けてくれるなんてとてもありがたいですね。
買い物に行く面倒くささがなくなるため料理へのハードルがかなり下がりますし、食品が届いたからには料理をつくろうという気合が入りますよね。
⑤困ったときの3品を用意する
疲れていたり、余裕がないときに献立を考えたり、レシピを調べるのは大変だと感じる人も多いでしょう。
そんな時に、簡単に・レシピを探さなくてもつくれる3品を用意しておくと、大変だからと料理をやめてしまうことがなくなります。
3つでなくてもいいのですが、最初は覚えられる(もしくはレシピを見えるところに貼っておける)品数が3つくらいかなと思いますので、3つにしています。
肉・魚・卵料理などバラエティーに富んだ組み合わせにしておけば、その3品を繰り返すだけでも生活できてしまいます。
肉料理・・・ナスとお肉の炒め物(調理時間15分)
魚料理・・・鮭のホイル蒸し(調理時間30分)
卵料理・・・スパニッシュオムレツ(調理時間20分)
具材の自由度が高くて工程が少ない、あと絶対美味しくつくれる(←大事)ものを選んでいます。鮭のホイル蒸しは作業時間は実質10分くらいなのでおすすめです!
⑥記録をつける
自分のつくった料理を記録しておくことは料理を習慣化するのに重要です。
記録が積みあがっていけば達成感が得られますし、記録を見返せば献立のアイデアも湧いてきます。レシピと紐づけておけば、「あの料理のレシピどこだっけ…」と探す手間もなくなります。
おすすめの方法は、インスタグラムなどのSNSに投稿することです。非公開アカウントでもOKですが、公開すると他人の目もあり、すぐには料理をやめなくなるのでお勧めです(目標は人に言うと達成しやすいのと同じですね)。
⑦たまには外食する
料理を習慣化できても、たまに外食することは大切です。街には美味しいレストランがたくさんあり、家庭では体験できないこともたくさんあります。
普段の食事を面倒くさいから外食にするというのではなく、記念日や自分のご褒美デーなど日程を決めて、たまに贅沢な食事をすることが人生の潤いになります。
それがメリハリとなって、普段の料理も頑張ろうと思えます。
⑧誰かに感想をもらう
誰かに食べてもらえると、料理が楽しくなるのは真理でしょう。感想をもらって記録をつけておけば、「好評だったからまたつくろう」「今度はもう少し薄味にしてみようかな」などモチベーションにもなります。
一人暮らしの方は友人や恋人に手料理を振舞ってみてください。それが難しければSNSの投稿で意見をもらうのもいいですね。
自分以外の人が料理の感想や意見をくれると、モチベーションアップになり習慣化しやすいので、初心者の人でもぜひチャレンジしてみてください!
まとめ
料理は創作意欲と家計を救う
料理をすれば月に1万~1万5千円節約できることや、料理を習慣化するためのコツをご紹介しました。
そもそも、料理って創作意欲が掻き立てられるし、食べれば美味しいしでとても楽しめる家事ですよね。料理に楽しみを感じて、趣味としてもっとスキルアップしている人もいます。
自分に合った方法を試してみて、ぜひ料理を習慣化してみてください。料理スキルを一生ものにして、お得で楽しく生活できたら素敵ですね。