こんにちは!ウサです。
HSPが幸せを感じる時ってどんな時でしょうか?自分が幸せを感じられる趣味や習慣を持っていると、毎日をもっと楽しく過ごせそうですよね。
本記事では、HSP専門カウンセラーの武田友紀さんが書かれた、『今日も明日も「いいこと」がみつかる「繊細さん」の幸せリスト』の考え方を参考に、HSP(繊細さん)が幸せになれるおすすめの趣味を紹介していきます。
本書ではHSPだからこそ感じられる幸せのコツがたくさん載っています。本書で語られているHSPが感じる幸せの分類方法を本記事の趣味の分類方法の参考にさせていただきました。
それでは、HSPが幸せを感じられる趣味を見てみましょう!
・HSPが幸せになれるのはどんな時か知りたい
・HSPにおすすめの趣味を知りたい
HSPが幸せを感じる瞬間とは
HSPが「あ~、幸せ!」と感じるのは、どのようなときでしょうか。
ここでは、『「繊細さん」の幸せリスト』で語られている、HSPが持っている幸せを4つにまとめてご紹介します。
①五感で感じるとき
HSPは五感が敏感な人が多くいます。だからこそ、自分の気に入った手触りや香り、空間に浸っているときはどんどん元気になります。
また、小さなことにもよく気付くため、日常のささやかな「いいもの」を見つけて喜びを感じることができます。
②深く考えるとき
HSPは表面的なことよりも物事の本質をとらえ、深く考える傾向があります。興味のあることや、自分の内面を掘り下げることで探求心が満たされます。
③自分の内面を表現するとき
HSPは自分が感じた「いいもの」を、心の中でぎゅっと凝縮して表現として生み出します。HSPの表現は、とてもきめ細やかで想いにあふれています。
言葉での表現だけではなく、絵や写真、音楽、ハンドメイドなど手段は様々です。
③人やものとつながるとき
HSPは共感力に優れているため、周囲の人の感情に心が動きます。自分と同じ思いを持つ人たちとつながると、幸せが何倍にもなります。共感の対象は人だけではなく、物や作品、場所にも及びます。
また、人に喜んでもらいたい、世の中を良くしていきたいという考えを自然に持っています。自分にも周囲にもプラスになる行動は、HSPを幸せにします。
五感で感じる趣味
散歩・ウォーキング
散歩やウォーキングは健康に良いだけでなく、街中の小さな変化や季節の変化を感じ取ることができます。「あそこのお店、リニューアルしたんだ。今度行ってみようかな」「桜のつぼみが膨らんでる。もう春だな。」というように、日常の小さな発見や喜びが心を満たしてくれます。
ヨガ・フィットネス
ヨガのポーズはゆっくりとした動きで、自分の身体の感覚を一つ一つ感じながら行うことができます。身体がほぐれて隅々まで伸びるような感覚は気持ちが良いものです。
カフェ巡り
自分の心地よい空間にいると、HSPはエネルギーがチャージされます。そこで友人と会話するもよし、仕事するもよしです。カフェは一例ですが、自分の居場所が家以外にあると、心理的安心感も増すのでおすすめです。
料理
料理は、視覚、味覚、嗅覚で幸せを感じることができます。つくった料理の写真を撮ったり、SNSで公開すると家事ではなく趣味としてより楽しめます。
ガーデニング
ガーデニングや家庭菜園は自然と触れ合えるうえ、毎日小さな変化に気付く幸せを感じられるので、おすすめです。
季節に合わせて「何を育てようか?」「どうやったら美味しく育つか?」と試行錯誤する楽しさもあります。料理との相性もいいですね。
キャニオニング
キャニオニングとは、大自然の中で渓流を下りながら岩肌を滑り降りたり、滝壺ダイブを行うなどのアドベンチャー系アクティビティです。体一つで川を満喫するその特性から「究極の川遊び」とも称されます。
全身で自然を感じられ、コースをクリアする達成感が得られます。アウトドア好きの方におすすめです。
自分の五感別に好きなものリストをつくってみましょう。例えば視覚は「朝のやさしい光が好き」「カラフルな花を見るのが好き」、嗅覚は「近所のパン屋さんの匂いが好き」という感じです。
好きなものが分かったら、できるだけ自分の周りに配置するようにしたり、それに関連することを趣味にしてみましょう。
深く考える趣味
日記をつける
HSPは日々たくさんの情報を受け取っています。しかし頭の中だけで考え続けるのは難しいものです。日記をつけて文章として(イラストや図でも構いません)アウトプットすることで、考えを整理し、空いた余白でさらに興味のあることを深堀りすることができます。
ブログを書く
ブログも日記と同様ですが、自分の考えをアウトプットすると、どんどんと自分の中から書きたいことが浮かんでくることがあります。書くことは、そういった気持ちや考えを持つ「自分」を認めていく行為です。
ブログを書くことで自分とのつながりが強くなり、それが他人に少しでも良い影響を与えられたらうれしいですよね。
哲学書を読む
HSPは人生や死生観、哲学などに興味を持つ人も多いでしょう。哲学書などを読むと、人生観が180度変わったり、人生の方向性が定まることがあります。
悩みがあったり、自信をなくしているときにこそ、先人達の知恵を借りて、自分なりの答えを見つけましょう。
マインドフルネス瞑想
マインドフルネス瞑想とは、心を「今」「ここ」に集中させることによって、自分の内面と向き合う行為です。静かに目をつぶって呼吸に集中すると、様々な思考が頭に浮かんできます。その思考を良い/悪いと感情的に考えるのではなく、客観的に受け止めます。
ここでHSPの深い思考が活かされます。おそらく、自分の思考と向き合うと、多くの気付きを得られるでしょう。たくさんの思考を整理できれば、また深く考えるためのエネルギーが湧いてきます。
HSPは深く考える分、考える時間も必要になります。できるだけ予定を詰め込みすぎないようにして、自分の考えをまとめる時間に使いましょう。
自分の内面を表現する趣味
写真を撮る
HSPは「いいもの」を感じる直観力があります。写真は「なんかいいな」と感じる瞬間を切り取るのにうってつけの方法です。
イラストを描く
イラストや絵で内面を表現することもおすすめです。HSPはものごとを丹念に細かくみていくことが得意です。それはイラストの細やかな表現につながり、人の心を動かすものになるでしょう。
川柳・俳句を詠む
日常から多くの情報を受け取るHSPにとっては、川柳や俳句のネタはそこら中にあります。友人との会話だったり、窓の外を眺めて感じたことかもしれません。
会話や文章の細かい”ニュアンス”まで気にしてしまうという方がいますが、そういう人にとっては得意分野といえます。
楽器を弾く
楽器も自分の感情を込めやすいためおすすめです。また、自分の好きな音楽を聴くことによる幸せも感じることができます。楽器によってはバンドを組んだりなど人と一緒に楽しめる、汎用性のある趣味といえます。
ハンドメイド作品作り
自分の世界に没頭して作業に打ち込むことができるハンドメイド作品作りは、HSPの好奇心と、「一つの作品を作り上げた」という達成感を満たすことができます。
作品に自分のすべてを注ぎ込み、空っぽになったところでまた「いいもの」を吸収し、また作品をつくる…といったサイクルはHSPの特性に合っているように思います。
周囲の反応や評価は気にせず、自分のやりたい方法でアウトプットしてみてください。自分の深部から丁寧にくみ出されたものは、相手の心に届くものになるはずです。
人やものとつながる趣味
SNSで発信する
身のまわりに共感できる人が少なくても、SNSであれば仲間を探しやすいです。自分の感じたこと、好きなことを素直に発信してみてください。自分そのものを表現することで、本当に価値観が近い人たちとつながる機会が得られます。
小説・映画鑑賞
映画や物語の登場人物に強く感情移入できるのは、共感力の高さによるものです。人一倍その作品の価値を享受できているともいえます。
苦手ジャンルは避け、「感動したい」「ワクワクしたい」といった感情に合わせて作品を選んでみましょう。
世界遺産巡り
HSPは場所やものにも共感することができます。世界遺産は過去の様々な人間ドラマや、自然の偉大さを感じることができる場所です。また、それを守ろうという現代の人々にも共感できるでしょう。
世界遺産の前に立つと、これらたくさんの共感や思いが湧いてきて、深く感動することができます。
美術館巡り
絵画や美術品についても、作品そのものだけでなく、その奥にある作者の心情や時代背景にまで思いを馳せることができます。目に見えていないものを一緒に味わうことで、作品に対する感動がより深まります。
ボランティア
HSPは共感力ゆえに自分の行動がもたらす影響をよく考えるため、良心的で「世の中を良くしたい」という思いを持つ傾向にあります。ボランティア活動はそうした思いを実現する方法の一つです。
周囲の人の笑顔は、HSPに活力を与えてくれるでしょう。
寄付
自分ひとりの力では難しくても、寄付として企業や団体に助力することで、地球規模、人類規模での平和に関わることができます。
また、寄付をした本人の幸福度も高まることが分かっています。「困っている人の役に立てた」という感覚が、ポジティブな気持ちにしてくれるのでしょう。
共感する対象は自分で舵取りしましょう。自分の意にそぐわないものとつながってしまうと疲弊してしまいます。共感力は、前提として自分の幸せのために活かしましょう。
まとめ
幸せになれる趣味をみつけてみよう
HSPが幸せを感じるパターン別に、おすすめの趣味をご紹介しました。
やってみたいものはありましたか?既にやっているよという方も、自分が幸せを感じるときはどんなときか理解していると、よりよい工夫ができるかもしれませんね。
HSPも五感が鋭い人、考えることに時間を使う人などいろいろな人がいます。ぜひ自分の幸せのスタイルに合った趣味をみつけてみてください。