自己啓発本を読んでも続かない、時間がなくて自分と向き合う暇もない…そんな悩みを抱えていませんか?
感謝日記は、1日たった5分で、
- ポジティブで前向きになれる
- やる気がみなぎって行動力を手に入れる
- 幸福感で満たされる
こんなメリットのある習慣です。しかも特別な知識や準備も必要なく、今日からすぐに始められます。
実際私は少し前まで、子育てと仕事の両立がうまくいかず、ストレスで子どもにガミガミ、夫にイライラ…。正直、家庭内の雰囲気は良くありませんでした。
「なんとか現状を変えないと」と焦っているときに出合ったのが感謝日記です。感謝日記を2週間ほど続けると、
- 家族との仲が深まり、笑顔が増えた
- 仕事も積極的に、スムーズにこなせるようになった
- 不安や落ち込みが減り、切り替えがうまくなった
こんなにも変わりました。今では「感謝」は人生を好転させる最強の思考法と考え、毎日続けています。
この記事では、感謝日記の概要と書き方をわかりやすく解説し、習慣化するための具体的なステップまで丁寧にお伝えします。
「これまでいろいろやったけどなかなか続かない…」という人でも無理なく続けられるヒントも満載です。
- イライラや不安はもうこりごり!毎日機嫌よく過ごしたい
- 続けやすい習慣を身に付けて人生変えたい!
このように考えている人はぜひ最後までご覧ください。
感謝日記は「気づき」を増やす前向きな習慣

まず感謝日記の概要とその効果について簡単に説明します。
感謝日記とは
感謝日記とは、その日にあった「ありがたいこと」や「嬉しかったこと」を書き留めるシンプルな習慣です。書く内容は、特別な出来事でなくてもかまいません。
- 朝ごはんがおいしかった
- 子どもが笑ってくれた
- 雨がやんだ
など、ほんの些細なことでOKです。
この小さな「ありがとう」の積み重ねが、心を整え、前向きな気持ちを育ててくれます。気づきの力が増すと、今まで見えていなかった幸せにも気づけるようになります。
感謝日記の効果
感謝日記を行うと、心理的にも身体的な健康面でも大きな効果があります。
- ポジティブな気持ちの増加
- ストレスの低下
- 血圧が安定する など
それぞれの効果は科学的な研究による裏付けもあります。感謝の詳しい効果はこちらで解説しています。感謝日記をつける前に効果を知っておけば、「本当に効果が出た!」と実感できるのでぜひチェックしておいてください。

感謝日記の書き方3ステップ

それでは、具体的な感謝日記の書き方を3ステップで解説します。
1. 書く時間を決める
まずはいつ書くか決めましょう。
- 夜寝る前
- 朝起きてすぐ
おすすめの時間帯はこの2つです。
私の場合、夜に感謝を思い出す→朝起きてすぐ書き出すようにしています。こうすることで、寝る前にはストレス軽減で快眠に、起きている時は1日中いい気分が続きます。
2. 3~10つの感謝を見つける
1日に最低でも3つ以上の感謝を見つけて書き出しましょう。特別なことでなくても、「ほんの少しでもありがたかったこと」を見つける意識が大切です。「気付く」力が身に付いてくると、自然に数が増えていきます。
「思いつかない!」という場合は、以下のカテゴリーに分けて考えるといいですよ。
- 人間関係
- キャリア・仕事
- お金
- モノ・サービス
- 自然
- (自分の)健康・身体
- (自分の)能力・性格
3. 具体的に書く
感謝を書き出すときは、できるだけ具体的に書きましょう。具体的に書くことでより感謝の気持ちが強くなります。
たとえば、「夫に感謝」ではなく、「夫が仕事で疲れて帰ってきたのに、夕飯を用意してくれた」という具体的な出来事に感謝します。
書き方は、以下を参考にしてみてください。
パターン1
「夫が仕事で疲れて帰ってきたのに、夕飯を用意してくれました。ありがとう」
パターン2
「私は夫に心から感謝しています。仕事で疲れて帰ってきたのに、夕飯を用意してくれたからです。」
感謝日記を習慣化する4つのポイント

続いて、感謝日記を習慣化するための4つのポイントをみていきましょう。感謝日記は2週間ほど続けると効果が出てくるといわれます。以下を参考にぜひ習慣化しましょう。
1. 書く時間をリマインドで設定
スマホのアラームやカレンダーにリマインド設定しておくと、習慣化しやすくなります。毎日続ければ自然とその時間に書くのが当たり前になってきます。
2. SNSまたは誰かに報告する
「人」の力を利用するのはどんな習慣化にも有効です。SNS上でも、友人や家族などの特定の誰かでもいいので、「感謝日記をはじめる」ことを宣言しておきましょう。そして、実行できたら報告します。
「誰かに見ててもらえる」という安心感と、「宣言したからにはやらないと」という緊張感が、習慣化のトリガーになります。
3. 感謝を振り返る

数日ほど経つと、自分が何に対して感謝したのか忘れてきます。振り返ることで感謝の気持ちがよみがえり、感謝日記へのモチベーションが維持できます。
ノートなら持ち歩いて見返したり、アプリならスキマ時間に起動して見返しましょう。
4. 書けない日があっても気にしない
とはいえ、どうしても忘れてしまう日もあります。そんなときは「続けられなかった」と落ち込むのではなく、「また明日やればいいや」でOK。
人間、完璧にやろうとするとかえって億劫になってしまうものです。自分の変化を楽しみながら、気楽にやりましょう!
感謝日記の他におすすめの方法

感謝日記と同様に、感謝を身に着ける方法として、「感謝ワーク」があります。
感謝ワークは、ロンダ・バーン著『ザ・マジック』で提唱されている、感謝の実践プログラムです。
感謝日記と比べ、少しハードル高めです。
- 28日間続ける必要がある
- 1日30分くらいかかる(日によって違う)
私は感謝日記と感謝ワークどちらもやりました。その私が思うに、感謝日記をやる前に感謝ワークをやることはとてもおすすめです。
なぜなら、
- 感謝の本質を理解できる
- 「感謝することが思いつかない!」をなくせる
- 感謝の力を「願いを叶える」ことに利用できる
からです。私が感謝ワークで実際に得られた7つの効果はこちらで紹介しています。「本質から感謝のパワーを学びたい」方は是非チェックしてください。

まとめ|感謝日記でご機嫌な毎日に変えていこう

感謝日記は、忙しい毎日の中で心を整え、前向きな気持ちを取り戻す方法です。
1日5分、ちょっとした「ありがとう」を書き出すだけで、自分の置かれた環境・周囲の人々への感じ方が大きく変わってきます。
思考が変わり、人生を変える大きな力になります。
書き方はとても簡単です。
感謝日記の書き方3ステップ
- 書く時間を決める
- 3~10つの感謝を見つける
- 具体的に書く
感謝日記は習慣化してこそ効果を発揮します。
感謝日記を習慣化する4つのポイント
- 書く時間をリマインドで設定
- SNSまたは誰かに報告する
- 感謝を振り返る
- 書けない日があっても気にしない
気持ちの切り替えがうまくなり、人との関係もやさしくなり、自分自身への信頼も育っていく――そんな好循環をつくってくれる感謝日記。
ぜひ日常の中に取り入れてみてください。