こんにちは!ウサです。
内向型やHSPさんは外界からの刺激に敏感という特徴があります。
人と長時間話したり、満員電車に乗ったり、普通に仕事をしているだけでも疲れやすいのはこのためです。
ですから、
「仕事で成果を出したい!」、「毎日気分良く過ごす過ごしたい!」
このためには、刺激を減らす思考が必要になってきます。
ミニマリストの考えにはそのヒントがちりばめられているんですよ!
本記事では「刺激を減らす」を軸に、内向型・HSPさんが捨てるべき、整理すべきものを解説していきます。
超内向型HSPの私が取り入れて効果のあるものを紹介しますので参考にしてみてくださいね!
・ミニマリストに興味がある人
・疲れやすさを解消したい内向型やHSPさん
ミニマリスト思考はエネルギーを生み出す土台
ミニマリストの思考を身につけることで、自分の大切なものにエネルギーを集中させることができるようになります。
なぜなら、ミニマリスト思考によって余計な刺激を省くことで、疲れにくくなるからです。
内向型やHSPさんの特徴の一つに、「刺激に対して敏感」というものがあります。音やにおいといった外部からの刺激ですぐキャパオーバーになり、エネルギーを消耗するのです。
HSPが刺激によって生きづらさを感じるメカニズムについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
これは脳の構造によるものなので、治すことは難しいでしょう。
そこで、刺激をできるだけ減らして快適さを維持するという戦略が必要になります。ミニマリスト思考を身につけることで自分の中にエネルギーが維持できるようになり、集中力や行動力につながります。
では具体的に何をすればよいのか見ていきましょう!
① 部屋からの視覚情報をクリーンに
まずは自分が長時間過ごす部屋から受ける刺激を減らしていきましょう。
部屋が散らかっていると、何気ないときに目に飛び込んできて、
「後で片づけないと…」
とモヤモヤ考え続け、エネルギーを消費してしまいます。なかなか片づけられないと、
「また掃除できなかった…」
という風にメンタルにも影響が出てしまいかねません。
部屋は整理し、できるだけ視覚情報を減らしましょう。
デスク周りはものを置かない
まず、仕事環境に余計な刺激を入れないことはマストになります。
デスクワークをしている人は、デスク周りのものは減らしましょう。これは自宅でも、会社のデスクにもいえることです。
お菓子・本・マンガ・スマホなどは特に危険です。
仕事のような集中力が必要な場面では、余計な視覚情報を入れないことがパフォーマンスを上げるカギになります。
クローゼットに押し込めても脳は覚えている
クローゼットを片づけきれないものを収納する最後の砦にしていませんか?
クローゼットの中に押し込めて見えなくしても、片づけきれなかった=未完了の仕事として頭の中に残り続けているんです。
これが知らず知らずのうちに行動力を奪っています。未完了の仕事がどういうものかはこちらの記事で解説しています。
クローゼットの中は整理されているか、必要な服以外は置いていないか、定期的に確認しましょう。
本は日記をつけて処分する
本はなかなか捨てづらいものの一つだと思いますが、重いし場所をとるので、整理する習慣がないと部屋を圧迫してしまいます。
本は日記をつけたりメモを取ってから処分するのがおすすめです。
本は何百ページもありますが、大抵の場合、自分が本当に求めている情報は要約すれば1~2ページくらいに収まるでしょう。
この情報を日記に残してしまえば、あとは処分してしまって大丈夫です。
この本は穴が開くほど読み込みたい!と感じる本以外はこの方法で捨ててしまっても後悔することは少ないでしょう。
冷蔵庫がきれいだと財布も整う
冷蔵庫の中は1日に何度か目にしますよね。
冷蔵庫の中がごちゃごちゃしていると、探し物が発生するため脳内のエネルギーを消耗します。
また、料理をしようという気が起こらなくなってしまうので、つい外食して高くついてしまいます。
冷蔵庫の中をキレイに保つことが、エネルギー的にも節約にも有利です。
② 情報カットで集中力を高める
現代は情報で溢れすぎています。
スマホ・パソコン・テレビ・街の掲示板に至るまで、意識せずにいると、自分を情報へつなげるチャンネルは無限に増え続けてしまいます。
内向型やHSPは情報を深く処理するので、一つのものごとを考えこみがちです。
そのため、自分に関係ない情報が次々入ってくるとすぐにパンクしてしまいます。自分を不用意に情報につなげないこと、情報を取捨選択することが大切です。
スマホ画面を整理する
まずはスマホの画面を整理しましょう。
スマホのアプリが画面いっぱいに並んでいると、圧倒されませんか?
また、使いたいアプリがどこにあるかわからず探したりしていませんか?
スマホ画面は私たちの頭の中を映す鏡でもあります。もう必要ないアプリ、しばらく使っていないアプリは手放して、整理しましょう。
SNS・ニュース・テレビを不用意に見ない
X・InstagramなどのSNS、ニュースやテレビをなんとなく見ることはおすすめしません。
なぜなら、自分から自分に不要な情報を浴びにいっているようなものだからです。
内向型は自分との対話、内省によって創造力を発揮するので、自分の内的スペースを確保しておくことが才能を発揮するために必要になります。
SNS・ニュース・テレビを目的もなしに見て、自分の内面をいっぱいにしてしまってはもったいないのです。
③ ミニマルな人間関係が幸福をよぶ
人間関係ももちろん刺激になります。自分のキャパを超えてしまうと、時間もエネルギーも消費してしまいます。
内向型は狭く深い人間関係を好む人が多くいます。自分が心地よいと感じる人間関係の広さでとどめておきましょう。
一番大事な人間関係は「自分」
内向型の人にとって、一番大事な人間関係は「自分」といっても過言ではありません。
自分の内的世界(感情・アイデア・イメージなど)がエネルギー源となるからですね。そのため自分が一人で静かに過ごせる時間が必要です。
自分の時間を優先し、エネルギーがチャージされたところで大好きな友人、恋人、家族と過ごす。この順番であれば疲弊せずに楽しく過ごせます。
一生付き合いたい人を大事にすればOK
自分の時間を確保するためには、人間関係も取捨選択が必要です。
いきなり連絡を絶つということは難しくても、一生付き合いたいと思える大事な人の優先度をより高めておく意識をしましょう。
例えば、大事な人には自分から定期的に連絡するとか、相手のために割く時間を十分に確保するなどですね。
どれだけ人脈を広げるかではなく、どれだけ大事な人を大事にしたかが人生の幸福度に影響してくるでしょう。
自分のテンションがあがるものを残す
ここまで、ミニマリスト思考で刺激になるものを減らすことについて解説してきましたが、何を残せばよいのかについても触れてみます。
一言でいえば「自分のテンションがあがるもの」です。ポジティブになれる・心地いい・良さについて人に語れる、というようなものです。
自分のテンションがあがるものをより身近に、目につくところに置いておくこと。これによって、エネルギーも得ることができ、気分良く過ごすことができますよ。
まとめ
ミニマリスト思考でパフォーマンスをあげよう
いかがでしたか。内向型やHSPさんは、ミニマリストの思考を取り入れて「刺激を減らす」工夫をすることでエネルギーを消耗せずパフォーマンスをあげることができます。
部屋の刺激を減らすには以下のポイントを取り入れてみてください。
- デスク周りはものを置かない
- クローゼットに押し込めても脳は覚えている
- 本は日記をつけて処分する
- 冷蔵庫がきれいだと財布も整う
不要な情報をカットして集中力を高めるには以下に気を付けてみてください。
- スマホ画面を整理する
- SNS・ニュース・テレビを不用意に見ない
人間関係で消耗しないためには以下を意識してみてください。
- 一番大事な人間関係は「自分」
- 一生付き合いたい人を大事にすればOK
そして、自分の身近においておくものは「自分のテンションがあがるもの」がいいでしょう。
「ニュースを毎日見るべき」とか、「友達は多い方がいい」とか固定観念に縛られる必要はありません。大切なのは自分のエネルギーを大事なものにだけ振り分けることです。
それでは、ミニマリスト思考によってエネルギーをチャージし、高いパフォーマンスを発揮していきましょう!