こんにちは!ウサです。
「なんでこんなに生き辛いんだろう…」
「自分に自信がなくて、なかなか行動できない…」
このように悩むことってありますよね。
自分に自信がないと、「何かやらなきゃ!勉強とかしなきゃ!」と焦りがちになってしまうかもしれませんが…
何かをプラスする前に、自分の中のムダなものや余計な思考を捨てることが重要だと気が付きました。
捨てることで気持ちが軽くなって、メンタルを強くすることができます。この状態になってから何か勉強や行動をする方がうまくいきやすいです。
本記事では、捨てる内容を物理ベースと思考ベースに分けて5つ紹介します。
私もまだ実践を始めて数か月なので実体験からの効果は保証できないのですが、最近気付いたら憑き物が落ちたかのように心身が軽くなってきましたよ。
いろいろな本を読んで得た内容ですので、そこもご安心ください。(参考にした本はページ下部に掲載)
努力とか根性とかは必要ないので、「たくさん自己啓発本読んだけどダメだった!」という人にも効果があると思いますよ。現に私も、たくさん挫折しましたから。
・生きづらさを解消して自信を持ちたい
・メンタルを強くするための習慣を身につけたい
生きづらい人が捨てるべきこと ~物理ベース~
まずは生きづらい人が物理ベースで捨てるべきことを2つ紹介します。
物理的に捨てられるものは、やったらやっただけ実績になります。成果が目に見えやすいので、モチベーションが上がりやすいのです。
それではみていきましょう!
1. ムダなものを捨てる(ミニマル思考)
生きづらい人が捨てるべきこと1つ目は、ムダなものを捨てる(ミニマル思考)です。これはものだけでなく、ムダな情報や人間関係も含まれます。
ムダなものというのは、すなわちエネルギーを奪う刺激です。そんなものは百害あって一利なしですよね。
例えば、以下のことに取り組んでみてください。
- 探し物にかける時間とエネルギーを減らすために部屋を片付ける
- もので溢れている冷蔵庫は整理する
- 「うわ、返信めんどくさい」と思うLINEが多いなら、人間関係を整理する
ムダなものを捨てることによって、自分を疲れさせる余計な刺激を減らし、エネルギーを高い状態でキープできるようになります。
・余計な刺激が減り、疲れにくくなる
・重要な仕事や自分のやりたいことにエネルギーを注げるようになる
2. 未完了を捨てる
生きづらい人が捨てるべきこと2つ目は、未完了を捨てるです。
未完了とは、「あれしなきゃ」とか「あの話はどうなったんだろう」など気になっていることに対して特にアクションせず放置している状態のことです。
たとえ忘れていることであっても、脳の無意識下にどんどん溜まっていきます。
未完了がたくさん溜まると、
「なぜかわからないけど心の中がモヤモヤする…」
こんな状態になります。そうなると目の前に集中できなくなり、行動力も落ちてしまいます。
例えば、以下のような未完了を抱えていませんか?
- 「同窓会をやろう」といったきり何も進んでいない
- 消耗品が残り少ないのに買いに行っていない
- 壊れた家具・家電をそのまま使っている
- 貸したお金を返してもらえるか気になっている
未完了をみつけたら、すぐに自分の意志で区切りをつける(完了させる)ことを意識してください。
自分の本来のパフォーマンスを取り戻すことができますよ。
・心のモヤモヤがすっきりする
・集中力・行動力など、本来のパフォーマンスを取り戻せる
生きづらい人が捨てるべきこと ~思考ベース~
続いて、生きづらい人が思考ベースで捨てるべきことを3つ紹介します。
思考ベースで捨てるのはかなり難易度が高いです。思考は自分を形成する一部ですからね。
ですが、どのような思考を捨てるべきなのかを知るだけでも効果があるでしょう。そして習慣化できれば、生き方を変えることにつながります。
それではみていきましょう!
3. 認知の歪みを捨てる
生きづらい人が捨てるべきこと3つ目は、認知の歪みを捨てるです。
認知の歪み(ゆがみ)とは、物事をとらえる際の思考のクセが少し極端になってしまい、メンタルの弱さや不安定さにつながっている状態のことです。
認知の歪みは大きく10パターンあり、例えば以下のような思考です。
- 白黒思考:物事を「良い / 悪い」・「正しい / 間違ってる」というような白か黒かで考える思考。完璧主義者の思考で、自分の小さなミスも許せなくなる。
- すべき思考:「自分は~すべき」や「親なら~であるべき」といった固定観念に縛られる思考。相手の行動が自分のルールに当てはまらないとイライラしてしまう。
認知の歪みは、自分の感情や思考を書き出すなど、自分を客観視する工夫で改善していきます。
・メンタルが安定し、自分を肯定できるようになる
・自分も他人も許すことができ、感情的になったり悩んだりが減る
4. 他人のモノサシを捨てる
生きづらい人が捨てるべきこと4つ目は、他人のモノサシを捨てるです。
自分の人生を自由に生きるうえで、他人のモノサシではなく自分のモノサシを持つことが重要になります。
他人のモノサシ:年収、偏差値、フォロワー数など一般論的な価値基準。だいたい数字で表され、他人との差が明確にわかる
自分のモノサシ:自分が大事にしている考え(=価値観)にもとづく価値基準
他人のモノサシだけで自分の価値を判断してしまうと、他人との比較ばかりしてしまい、自分に自信が持てなくなります。
自分のモノサシを持つことは、自分の人生で何を大切にすべきか?に気が付き、それを満たしていくプロセスです。重要なことにエネルギーを向けられるので、幸福度は高くなりますね。
・他人と比較して落ち込むことが減る
・自分の大切なものを大切にできるようになり、幸福度が上がる
5. 関心の輪の悩みを捨てる
生きづらい人が捨てるべきこと5つ目は、関心の輪の悩みを捨てるです。
「関心の輪」や「影響の輪」って聞いたことある方も多いかもしれません。名著『7つの習慣』の中で語られていますね。
「関心の輪」や「影響の輪」の例は以下になります。
関心の輪:自分が関心を持っていること(例:明日の天気、景気、試合の勝敗、他人からの評価、過去の出来事など)
影響の輪:関心のあることの中で、自分でコントロール可能なこと(例:自分の言葉や行動、習慣など)
関心の輪について悩んでも、自分で影響を及ぼせる範囲外なので、悩みが解決できるかどうかは運次第です。悩んだ分の時間とエネルギーはムダになってしまいます。
それよりも、「自分にできることは何か?」といった視点で影響の輪に集中することで、自分を変える→関心の輪にも影響を与えられるようになるといった好循環が生まれます。
・自分の言動に集中することで自己成長できる
・結果として周囲にも影響を与えられるようになる
生きづらさに苦しんだ私が半年試した結果
私は半年前は結構ストレスが溜まっていて、会社でも日常生活でも、
- 人の言動が気になってビクビクしている
- ↑などの気がかりが常に頭にあって疲れ気味
- 何かやらなきゃと思って勉強してもそれっきり…
こんな状態が続いていました。
しかし、あるとき高森勇旗さんの『降伏論』を読んで、「自分はいろいろなものを中途半端な状態で放置していて、でもさらに何かやらなきゃと考えていることが間違っているんだ」
と気付きました。
そこから、「まずは余計なものを捨てて、自分の内側を整えよう」と考え始めました。
本記事の「5つの捨てる」を心がけながら生活していたところ、
- 「やらなきゃ…」というプレッシャーがなくなり気軽な毎日に
- やりたいことに対する具体的なアクションを起こせる(私の場合はブログを続けること、副業すること)
- Webライターで初月で3万の仕事獲得
このようなことができるようになっていました。
もちろん「5つの捨てる」は完ぺきではないですし、まだまだ小さな1歩ですが、これからも自分の内面を整える習慣は忘れずにいきたいです。
まとめ
余計なものを捨てると、自分らしい生き方ができる
いかがでしたか。本記事では生きづらい人が捨てるとよいものを物理ベースと思考ベースに分けて5つ紹介しました。
- ムダなものを捨てる(ミニマル思考)
- 未完了を捨てる
- 認知の歪みを捨てる
- 他人のモノサシを捨てる
- 関心の輪の悩みを捨てる
これらの方法はみな、自分の意識を本当に必要なことに集中させるための別角度から見たアプローチです。
どうやら人生は余計なものに時間を使うほど長くはないようです。自分らしい人生を生きるためには、自分の価値観を明確にしてやることをしっかり選択&集中する必要があります。
そのための習慣として、5つの捨てるアプローチを実践してみてくださいね。
本記事の参考書